ユーザ用ツール

サイト用ツール


aws:workspaces:index.html

AWS

Amazon WorkSpacesでVDI環境(仮想デスクトップ)

Amazon WorkSpaces概要

  • VDI(仮想デスクトップ)


セキュリティとアクセス制御

  • MFA (Multi-Factor Authentication)
    ディレクトリサービスにSimpelADを使った場合はMFAできない
  • RADIUS連携, SaaS RADIUS連携(OneLoginなど)
  • 許可する送信元IPアドレス制限
  • デフォルトでは、クリップボードが許可されています。
    クリップボードを禁止にするのは管理画面から簡単にできるのではなく、ADのグループポリシーで実現します。


Amazon WorkSpacesでのVPC設計メモ

  • Simple ADと WorkSpacesは同じサブネットに構築されます
VPC
  Availability Zone A
    VPC Subnet
        Amazon Workspaces
        Simple AD


  Availability Zone C
     VPC Subnet
         Amazon Workspaces
         Simple AD


AWS Directory Service

Amazon WorkSpacesを使う場合、以下の3種のAWS Directory Serviceのいずれかを使う必要があります。

SimpleAD
  • フルマネージドのディレクトリサービス
  • 安いが、MFA設定できないので注意
  • リージョンによっては利用できないです。
AWS Managed Microsoft AD
  • マネージド型 Microsoft Active Directory
  • Windows Server2012R2によるActive Directory機能の提供
  • 既存ドメイン/フォレストとの信頼関係がサポートされる
  • WorkSpaceは2016なので、機能で「Active Directory管理ツール」と「グループ ポリシー管理ツール」をインストールして、クリップボード制御などを行う必要があります。
  • MFA可能
AD Connector
  • 既存のディレクトリサービスへの接続
  • 既存のオンプレミスやEC2の Microsoft Active Directory を使用することができます。


WorkSpacesからインターネットへの接続

NAT Gatewayを利用する方法

WorkSpaces用Private Subnet1
WorkSpaces用Private Subnet2
Public Subnet1 : NAT gateway, Proxy
Public Subnet2 : NAT gateway, Proxy


Amazon WorkSpaces構築方法

構築方法1:Quick Setup

  • VPC:自動的に新規作成される
  • Directoryサービス:SimpleADが新規作成される。

構築方法2:Advanced Setup

  • VPC:既存のVPCを選択可能。
  • Directoryサービス:AWS Directory Serviceの3種から選択できる。
  • 詳細な設定:以下を選択可能。
    • 実行モード
    • 暗号化の選択
    • タグの管理


Amazon WorkSpaces構築手順

VPC/サブネットの作成

事前にAmazon WorkSpacesで利用するVPC/サブネットを作成しておきます。

Simple AD ディレクトリの作成手順

[Set up Directory]、[Create Simple AD] の順にクリック

ディレクトリを設定します。

Organization name ディレクトリの一意の組織名
英数字とハイフン(-)のみ
例: my-example-directory
Directory DNS ディレクトリの完全修飾名 例: example.com
NetBIOS name ディレクトリの短縮名
Admin password
Directory size Small
VPC
Subnets 2 つのプライベートサブネットを選択

WorkSpace の作成手順


参考

aws/workspaces/index.html.txt · 最終更新: 2020/12/05 01:45 by kurihara

ページ用ツール