Amazon VPC (Virtual Private Cloud)で、プライベートクラウド
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S3を利用したり、AWS CLIを利用する際に、通常はインターネット経由で接続するのですが、
インターネットに接続できない環境もあると思います。
そのような環境で、エンドポイントを利用すると、AWSにインターネット経由ではなく、AWS内経由でアクセスできます。
インターネット接続できない環境で、以下を利用したい場合エンドポイントが必要になります。
Amazon Linuxのyumは、S3を利用しますので、エンドポント(S3)が必要になります。
S3のゲートウェイタイプが必要になり、ルートテーブルの編集が必要です。
参考:インターネットにアクセスせずに自分の AL1 または AL2 EC2 インスタンスで yum を更新する
#EC2のエンドポイント aws ec2 describe-instances --endpoint-url https://vpce-xxxxxxxxxx.ec2.ap-northeast-1.vpce.amazonaws.com
※サービスデフォルトのDNSを利用していて、エンドポイントを作る際に「プライベートDNS名を有効にする」にした場合、
--endpoint-url https://vpce-xxxxxxxxxx.ec2.ap-northeast-1.vpce.amazonaws.com は不要になります。
「VPC」で、[エンドポイント] - 「エンドポイントの作成」ボタンをクリック
ターゲット(例S3)に対してルートテーブルを設定する
サービスカテゴリ | AWSサービス | |
サービス名 | xxxxxxxxx.s3 | |
VPC | 適用するVPCを選択します。 | |
ルートテーブルの設定 | 適用したいルートテーブルを選択します。 | |
ポリシー | フルアクセス | VPC エンドポイントにアタッチするポリシー フルアクセスかカスタムを選べます。 フルアクセスだと、VPC 内のすべてのユーザーまたはサービスが、 この AWS のサービスのすべてのリソースへアクセスすることが可能です。 |
追加されたルートテーブルの例
送信先 : pl-61xxxxx(com.amazonaws.ap-northeast-1.s3,52.x.x.0/20, 52.x.x.0/22,52.x.x.x/22, 52.xx.x.x/22) ターゲット : vpce-xxxxxxxxxxxx
ENI(Elastic Network Interface)がサブネットに作成され、そのプライベート IP アドレスがサービスへのトラフィックのエントリポイントとなります。
サービスカテゴリ | AWSサービス | |
サービス名 | xxxxxxxxx.ec2 | |
VPC | 適用するVPCを選択します。 | |
サブネット | 適用するサブネットを選択します。 | |
プライベートDNS名を有効にする | 有効 | 「DNS ホスト名を有効化」および 「DNS サポートを有効化」属性が VPC に対して「true」になっていることを確認します。 |
セキュリティグループ | 適用するセキュリティグループを選択 | ENIに関連付けるセキュリティーグループを選択します。 443のインバウンドを許可が必要 |
ポリシー | フルアクセス | VPC エンドポイントにアタッチするポリシー フルアクセスかカスタム フルアクセスだと、VPC 内のすべてのユーザーまたはサービスが、 この AWS のサービスのすべてのリソースへアクセスすることが可能です。 |
エンドポイントの作成が完了したら、エンドポイントURLを確認しましょう。
https://vpce-xxxxxxxxxx.ec2.ap-northeast-1.vpce.amazonaws.com
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