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AWS WAF

AWS WAFとは

  • ALBもしくはCloudFrontを使用する必要があります
  • AWS WAFはCDN(CloudFront)とロードバランサ(ALB)とAPI Gatewayに設置できます
  • OSI参照モデルのレイヤー7のDoS攻撃を防いでくれる機能
  • HTTPのGET/POSTメソッドを使用した攻撃に対して有効です

AWS WAF v2

  • セキュリティーベンダーだけでなく、AWSからも純正のマネージドルールがリリースされました。
  • v1では、ルールが10個までしか登録できませんでした。v2では10個という制約の代わりに、ルールの数ではなく重みを評価するようになりました。(キャパシティユニット)


AWS WAFの機能

WAFの条件として設定可能な項目

クロスサイトスクリプティング
地域制限 特定の地域による制限が可能です。例えば、日本以外からのアクセスをブロック
IPアドレス一致
サイズ制約
SQL injection SQLインジェクションをブロックできます
文字列と正規表現の一致
レートベースのアクセス制限 同一IPアドレスからの大量リクエストをブロック可能

条件の使用 - AWS WAF、AWS Firewall Manager、および AWS Shield アドバンスド


WAFの設定

方法1. AWSマネージドルール・ルールグループを使う

  • 導入が一番簡単で価格も安い
  • AWSの用意した下記11個のルールグループの中から、自分のWebアプリケーションを守るために役に立ちそうなルールを選択します。


方法2. AWS WAF セキュリティーオートメーションのテンプレートを利用

CloudFormationテンプレート


方法3. 3rdパーティー提供のAWS WAFマネージドルールを利用

F5やFortinetなどのセキュリティベンダーから提供され、マーケットプレイスから購入し機能をオンにするだけ


方法4. WafCharmを利用

  • ルールが自動的に設定されるため、自分で考える必要がない
  • WAFサービスの提供では実績が高い会社のサービス
  • 日本語でサポート
  • シグニチャ作成もサポート範囲に含まれる


基本的にはマネージドルールをメインで使い、マネージドルールに無い機能をセキュリティオートメーションからピックアップして使えばいいような気がしています。 具体的には、以下の機能はマネージドルールにはありません。

HTTP Flood ProtectionのRequest Threshold
Scanner & Probe Protection

AWS WAF セキュリティーオートメーションがWAFv2で利用できるようになりました - サーバーワークスエンジニアブログ


参考

aws/waf/index.html.txt · 最終更新: 2021/08/05 01:00 by kurihara

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